付き添い入院レポ③〜手術スタート&術後〜

子育て

本日は先日のレポの続きを投稿します!

付き添い入院レポ①〜延期しまくりの6ヶ月〜

付き添い入院レポ②〜手術までのあれこれ〜

いよいよ手術

さて、いよいよ手術です。延期しまくっていた手術がようやく本番。ドキドキと不安と、ようやくこの日を迎えられたという安心感ともうなんだか自分でもよくわからない説明できない気持ちでした。

息子はこれから起こることがまだ理解できないので、有り余る体力をベッドの上でダンスして発散し、

手術前なので朝ごはんは食べれず、お腹は空いているのに食べれないことにイライラしているご様子です。

看護師さんが体温を測りにきて、無事に手術を受けられる体温であることを確認。ホッとしたのと同時に、本当に手術が始まるのだな、となんだか不安が襲ってきました。

友達からもらったお守りを手に、絶対に大丈夫、うまく行く!と心の中で何度も唱え、手術で呼ばれるまでのわずかな親子タイムをベッドの上で過ごしました。

手術室への見送りと手術待ち

手術室までは見送りができるとのことで、抱っこして息子を連れて行きます。看護師さんに囲まれ、手術室までのエレベーターに乗ると流石に異様な雰囲気に気づいたのか、私を掴む手にググッと力が入り、ピタッと体を寄せてきました。

うるうるしてきましたが、私が不安な顔を見せてはいけないと、ぐっとこらえ、笑顔で息子に話しかけ続けました。

手術室前の扉まできて、看護師さんに息子を預けるとき、息子の泣く姿を見て私が変わってあげたい。そう心から思いました。私は、今までこれほどまでに誰かを思ったことはないというくらい、息子を想っていることに気付かされた瞬間でした。

とにかく、無事に手術が終わること、全身麻酔から何事もなく目覚めること、それを祈るばかりです。

手術室に連れていかれる息子を見送り、一旦部屋に戻って手術が終わるのをひたすら待ちます。

永遠かと思われるような長い時間に感じましたが、手術は2時間ほどで終わりました。

術後、麻酔が切れた後の戦い

無事に手術が終わり、息子の顔を見た瞬間、ほっとして何も考えられませんでした。でも、本当に本当によかった、と安堵の気持ちでいっぱいになったことは鮮明に覚えています。

わずか2時間でしたが、同じ建物の中にいるのに、会いにもいけない、みることも出来ない、その時間はとても長く辛い時間でした。

術後、点滴に繋がれて戻ってきた息子は、麻酔でまだ意識が朦朧としています。でも私の手をぎゅっと握ってきました。

ぎゅっと強く握り返し、がんばったね。と何度も声をかけて、麻酔が切れるのを待ちました。

麻酔が切れた後の2時間くらいは、泣き叫び続け、時々嘔吐してしまう息子を小さいベッドの上で点滴が外れないように気をつけながら、抱きしめ続けました。

でもその2時間後には、落ち着いていつもの笑顔を見せてくれてほっとしました。

術後の様子

術後翌日に問題がなければ退院です。幸い息子は問題なく、翌日の朝から普通のご飯をご飯を食べることができ、歩くことも出来ました。

食べることが大好きな息子は、ご飯を食べれてご機嫌で、看護師さんにも笑顔を振りまいていました。

退院後は、(術跡はあるものの)問題なく過ごせています。術後の経過は順調で、手術でお世話になった病院の先生をはじめ看護師さんたち皆さんには、本当に感謝です。

そして何より小さい体で手術を無事に乗り切った息子を誇りに思います。

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