出産レポ３。緊急帝王切開で無事にベイビーを出産しました。
前回までの記事はこちら
出産レポ１ 急遽入院！！
出産レポ２ 陣痛促進剤からの緊急帝王切開
怖くて怖くて震えが止まらない私の元に、助産師さんがベイビーを一瞬連れてきてくれました。その時に思わずでた一言。
可愛い。。。ありがとう
その後、緊張と麻酔からか気持ち悪さがあり、すぐにベイビーとの対面は終了。この辺りは記憶が曖昧ですが、手術室にいたスタッフのみなさんのチームワークと優しさに感動していました。
立会いなんて不要、一人で頑張らなきゃと思っていた私ですが、手術中私の手を握って、
大丈夫よ。頑張って。もうすぐ赤ちゃんに会えるよ。
と、励ましてくれた助産師さんがいなければ気を失っていたかもしれないです。人に頼ることの大切さ、一人では生きていけないことを学んだ気がします。そして何より世の中全てのお母さんを尊敬しました。
ベイビーが私に教えてくれたのは、感謝の気持ち。
さて、ベイビーとわずかな対面は終わり、そこから痛みとの戦いが始まります。
帝王切開になることは全く予期していなかったため、事前に調べていなかった私。麻酔が切れた後想像していなかった痛みと戦うことになります。
まず、両腕に点滴、かつ尿道には管を入れられ、足は着圧ソックスを履いて、空気圧ポンプの機械をはめられ、全く身動きはできません。身動きができないのは、いろいろ管が付いているだけではなく、痛みからもです。
麻酔が切れ始めた頃、お腹のあたりに全く力が入らない（入れられない）ことに気づきます。痛みから寝返りすらうてません。
目の前にある飲み物を取ることもできず、ナースコールを呼ぶのも一苦労。腕の力を使って、なんとかベッドのリクライニングボタンを押し、飲み物を取るために起き上がろうとします。
こんなにも痛いものか、動けないものかと愕然とし、普通に動けるようになる日が来るのかと絶望的な気持ちにもなりました。携帯で「帝王切開 術後」など検索したいけれど、携帯に手が届かない。。。
痛みに耐えかねてナースコールで看護師さんを呼び、痛すぎることを訴え、点滴を追加してもらいます。
点滴の入れ替え、血圧測定、検温、むくみチェックで定期的に助産師さんが部屋を訪れてくれます。その度に、ベイビーの様子を聞くことができてほっとしました。半端ない痛みと戦いつつもベイビーが無事かどうかばかりを考えている自分に気づき、この世に自分より大事なものができたのだなぁと実感です。
術後は６時間何も食べることができず、その後流動食が始まります。今まで経験したことのない痛みを味わいつつも明日には歩行訓練が始まることを聞き、恐怖でいっぱいです。
とりあえず、長い一日は終わりを迎えました。ベイビーとの対面は出産直後の一瞬だけでしたが、新生児室でぐっすり眠っていてくれることを願いつつ、私も眠りにつきました。
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