昨日に引き続き、出産レポです。
入院2日目
ほぼ眠れない陣痛室での夜を過ごし、いよいよ今日陣痛促進剤を打って出産になるのか、とドキドキ迎えた朝。
ベビーの心拍はある程度一定ではあるものの、NST検査は続いてます。
モニターをつけながらの朝食。全く食欲はないけれど、食べないと体力が持たないと思い、なんとか少し食べました。
助産師さんから、朝診察しますね。と連絡があり、診察室へ移動。
バルーンのおかげで子宮口は5センチほどまで開いていました。そして、陣痛促進剤を打つことになりました。先生からの
頑張りましょうね。
という一言が心にしみます。いよいよ出産か、と気合いを入れ直しました。再び陣痛室へ戻り点滴で陣痛促進剤を投入します。担当の助産師さんがとても丁寧に説明してくれ、不安の中少しほっとしました。
陣痛促進剤を打って、30分ほど経つとお腹の張りが以前にまして強くなってきました。その後助産師さんの指示の元、寝ている向きを変えます。さらに15分ごと経つと、先生と助産師さんが再び部屋にやってきました。
ちょっと心拍定まらないですね。これは帝王切開に切り替えた方がいいな。
切り替えていいかな?家族と連絡取れる?
わっわかりました。。。連絡してみます。
よろしくお願いします。
えっ私帝王切開になるの!?という疑問を考える暇もなく、実家の母に電話をしたら、先生が電話を代わり、手術に切り替える説明とすぐに手術を始める旨を伝えていました。
そこからの病院のスタッフのみなさんのチームワークとスピードはすごかった。
5〜10名ほどのスタッフが一気手術室に集まり、服を脱がされ、剃毛、点滴の確保、血圧測定、麻酔の準備・・・ものの5分ほどで、手術準備が完了。
すぐに麻酔が始まり、胸から下の感覚が無くなります。私は、実は、手術も入院も初体験。怖くて、体がガタガタガタガタ震えていて、止めようにも止まりません。
麻酔が効いたところで、消毒液を体にかけられ、いよいよ手術が始まります。
痛みはないものの感覚はあり、なんだか気持ち悪い。。。そこで先生の気になる一言が。
これは・・・過短臍帯だな。短いなぁ25センチあるか?こんな短いのは珍しい。
かたんさいたいってなんだ。大丈夫なのか??
その後すぐ大きな産声が聞こえ、ほっとしたのと感動で手術台の上で自然と涙が出ました。
お母さん、元気な男の子だよ。いい声だ。おめでとう
みんなから「おめでとうございます」と言われ、嬉しさと安堵と愛おしさといろんな感情が混ざって泣くことしかできませんでした。
産院のみなさんには本当に感謝しかありません。本当に出産って一人ではできないし、いろんな人の助けがあって私もこの子もここにこうして存在できているんだ、という気持ちでいっぱいになりました。
母になった瞬間。自然分娩で産む予定とは違ったけど、こうして可愛い我が子が無事に生まれてきてくれたことに感謝です。
ベビちゃん。生まれてきてくれてありがとう。
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